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スマートフォン・タブレット利用でペーパーレス化を加速!メリットとデメリットとは?

SPのペーパレス化

近年、環境意識の高まりやリモートワークの増加にともない、企業におけるペーパ-レス化が推進されています。ペーパーレス化を推進するにあたり、スマートフォンを活用する事例も増えてきました。この記事では、スマートフォンを利用したペーパーレス化について、そのメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

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1.ペーパーレス化とは

ペーパーレス化とは、紙に記された情報を電子データの形に変えていくことで、紙の使用をやめることをいいます。

企業においては、営業資料や帳簿書類など、もともと紙で印刷されていた物をExcelファイルやPDFファイルなどの電子データとして保存するようにすることで、印刷代等のコスト削減を図ることができます。

近年ペーパーレス化が推進されている背景としては、環境保全やリモートワークの増加による業務効率化を図ることができるということなどが挙げられます。

また、このような時代の流れに合わせて「e-文書法」や「電子帳簿保存法」などの法整備も行われ、従来は紙での保存が義務づけられていた文書も、電子文書として保存することが可能になりました。

近年のリモートワークの増加により、どこにいても閲覧・編集のできる電子文書の必要性はますます高まり、ペーパーレス化は今や、企業にとって必要不可欠であると言えます。

2.ペーパーレス化のメリット・デメリット

ペーパーレス化のメリット

ペーパーレス化のメリットには大きく分けて次の4つが挙げられます。

  • コスト削減
  • 業務効率化
  • セキュリティ強化
  • 企業価値の向上

一つ目には、電子化により、紙書類の印刷・保管代等のコストを削減することが出来ます。またそれにかかる手間を減らすことにより、人件費の削減にもつながります。

次に、業務効率化が挙げられます。電子文書では文書の作成時に修正が容易であり、入力内容に自動チェック機能を持たせることもできるため、文書の間違いを減らすことができます。そのほかにも、電子決裁や文書保管が可能なシステムなどを導入すれば社内稟議の効率化や、書類の検索性の向上も図ることができ、業務効率化につながります。

また、書類を電子化しておけば、紛失や盗難のリスクを減らすことができるうえに、重要な書類にパスワードをかけることにより、情報漏洩を防ぐことができます。

さらに、ペーパーレス化により環境保全に貢献できれば、企業としての社会的価値を高めることにもつながります。

ペーパーレス化のデメリット

一方、ペーパーレス化のデメリットには以下のような点が挙げられます。

  • 導入コストがかかる
  • 使う人のスキルによっては難しいことがある
  • システム障害や故障のリスク

まず、デメリットとして挙げられるのは、電子化にともなって、PC等の端末や専用のシステムなどの導入費用がかかるということです。

また、使用する社員のITスキルによっては、電子文書の扱いが難しく、慣れるために研修をおこなったりする必要があるなどの手間がかかることが考えられます。

そのほかには、万が一システム障害や端末の故障が起きた際には業務を進めることができなくなるというリスクもあります。

3.スマートフォン・タブレットを利用したペーパーレス化のメリット・デメリット

このように、ペーパーレス化にはメリット・デメリットが存在しますが、ここからはその中でもスマートフォンを利用したペーパーレス化について解説していきます。基本的なペーパーレス化のメリット・デメリットについては、すでに述べたとおりですが、スマートフォンやタブレットを利用した場合に特有のメリット・デメリットには以下のようなものがあげられます。

スマートフォン・タブレットを利用したペーパーレス化のメリット

  • 時間や場所にかかわらず、資料の使用が可能
  • 容易に操作できる

スマートフォンやタブレット端末を使用すれば、コンパクトに荷物をまとめることができ、時間や場所にかかわらず、資料を閲覧・編集することができます。営業先に出向く際や、リモートワークなどでも役に立ちます。

また、スマートフォンやタブレットで利用可能なサービスであれば、タッチパネルを用いて直感的に操作できるため、ITスキルがそれほど高くないひとでも、容易に操作できると考えられます。

スマートフォン・タブレットを利用したペーパーレス化のデメリット

  • 同時に複数の資料を閲覧しにくい
  • メモを取りづらい

紙の資料であれば、同時に複数の資料をたくさん並べることが出来ますが、タブレットやスマートフォンでは画面のサイズが限られているため、同時に閲覧できる枚数には限りがあります。

また、タブレットやスマートフォンでは、紙での手書きに慣れた人にとっては、タッチパネルを使用したメモを取ることが難しいと感じることも考えられます。

4.スマートフォン・タブレットを利用したペーパーレス化の例

1.営業先での活用

営業先では、お客様に提案をする際に、さまざまな質問をされる場合があります。そんなとき、資料データを電子データ化しておけば、営業先でもあらゆる資料を簡単に閲覧することができます。

スマートフォンやタブレットであればPCに比べて持ち運びしやすいため、営業先にも持ち込みやすく、また紙の資料に比べて検索性も高いため、お客様に合わせて必要な資料をすぐに探し出すことができます。

このようにスマートフォン・タブレットを利用したペーパーレス化によって、営業における業務効率化を行うことができます。

2.リモートワークでの活用

ペーパーレス化を行うことによって、リモートワークを行いやすくなります。社員が自宅やシェアオフィスで仕事をする際に紙の資料をわざわざ運ぶのは、手間がかかり、紛失や盗難のリスクがあります。

スマートフォンやタブレットで資料を持ち運べば、紙の資料に比べて置き場所に困ることもなく、検索性も高いことから業務効率化につながります。

5.まとめ

今まで解説してきたように、ペーパーレス化には様々なメリットがあります。そのうえ、スマートフォンやタブレットを活用することによって、そのメリットは大きく広がります。

弊社のGO!!電帳というサービスは、スマートフォンやタブレットにも対応し、帳簿や書類を簡単に管理することが出来ます。ぜひ一度、検討してみてはいかがでしょうか。

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本コラムは、ユーエスエス編集部がお届けします。

JIIMA認証を受けたGO!!電帳を提供するユーエスエス

ユーエスエスグループで開発する製品は、電子化・業務改善システムが多くあり、グループ累計で5000社以上の企業で利用されています。

文書情報管理士を取得した当社スタッフがコラムを監修し、電帳法・文書管理等の情報を発信しています。

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