自分の保有している財産を無償で他の人にあげることを贈与といい、一定額以上の贈与を受けた人には贈与税が課されます。

贈与税の暦年課税には「基礎控除」という非課税枠があり、これを超えた部分に課税されます。基礎控除は1年間につき110万円です。

したがって、1月から12月までの間に受けた贈与が110万円までであれば、贈与税はかかりません。

贈与税の税率は、課税される価格が高いほど高くなります。ただし、生活費や教育費などには贈与税はかかりません。また、常識の範囲内のお祝い金やお香典なども課税されません。