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適格簡易請求書(てきかくかんいせいきゅうしょ)とは?

適格簡易請求書とは、記載事項を簡易にさせた適格請求書のことを指します。

小売業、飲食店業などの、不特定多数の顧客に対して販売を行う事業者のみに限定されます。

「簡易」と記載はありますが、的確請求書と同じ効力を持ち、正しく作成されていない場合、仕入税額控除を受けることができなくなります。

適格簡易請求書は、以下の項目を記載する必要があります。

適格簡易請求書に必要な項目

  • 適格請求書発行事業者の氏名又は名称及び登録番号
  • 取引年月日
  • 取引内容(軽減税率の対象品目である旨)
  • 税率ごとに区分して合計した対価の額(税抜き又は税込み)
  • 税率ごとに区分した消費税額等 ※又は適用税率

また、適格簡易請求書の対象となる業種は以下となります。

適格簡易請求書の対象となる業種

  • 小売業
  • 飲食店業
  • 旅行業
  • タクシー業 等

国税庁「適格請求書等保存方式の概要」より

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