パリ協定(ぱりきょうてい)とは?
パリ協定とは、2015年にパリで開かれた「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で採択された、気候変動問題に関する国際的な枠組みのことです。
パリ協定は2016年に発効され、2020年以降の温室効果ガスの削減に関する世界的な取り決めが示されました。
この中では、世界の平均気温上昇を、産業革命以前と比較して2℃(努力目標1.5℃)に抑え、21世紀後半には温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという長期目標が掲げられています。
この「温室効果ガス排出を実質ゼロにする」ことを「カーボンニュートラル」と呼びます。
また、同じ時期に採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の目標13にも「気候変動に具体的な対策を」という項目があり、この2015年を機に世界中で気候変動に対する取り組みが活発化し始めました。
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