経営統合とは、経営統合する会社同士で設立した持株会社に全株式を管理させる手法です。経営統合では株式を管理することを主目的とした「ホールディングス」という名称の新しい持株会社を設立します。そして設立した持株会社を親会社とし、経営統合に参加した会社は子会社として存在し続けます。

経営統合は合併と異なり、参加した会社の法人格を残すことができます。そのため人事や社内システムなどの統合は必要なく、統合の手間を省くことができます。その一方、経営統合は会社同士のシナジー効果は限定的になります。