勘定とは、簿記上の記録や計算の単位のことをいいます。複式簿記は、資産・負債・資本の増減、収益・費用の発生を記録・計算するために設ける形式です。具体的には、複式簿記では企業の経済活動を資産、負債、資本、収益、費用の五つの要素に分けてその増減を記録しますが、これら五つの要素は形態別あるいは原因別に細分化され、それぞれの増減変化を記録していきます。
たとえば、資産については、現金、預金、土地、機械などの形態別に勘定が設けられ、収益については、売上、受取利息、固定資産売却益などの原因別に勘定が設定されます。
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