監査(かんさ)とは?
監査とは、企業の経営活動等について、法令や社内規定などを遵守し、監査の有効性等を利害関係者に合理的に保証することです。目的と監査人によって「外部監査」と「監査役監査」「内部監査」の3つに大きく分類されます。
外部監査は、公認会計士または監査法人が行います。目的は株主や投資家、債権者など社外の利害関係者に対し、企業の会計処理や業務が適正に、法律に則って行われていること、または行われているとは認められないことを明らかにすることです。資本金が5億円以上または負債合計200億円以上の大会社に対しては、金融商品取引法と会社法により外部監査が義務付けられています。外部監査の監査人(会計監査人)は、株主総会において選任または解任されます。
また、内部監査は、企業の経営目標等の効果的な達成に役立つことを目的とし、業務や会計の状況を組織内部のメンバーが自主的に調査・分析するものです。合法性と合理性の観点から経営上のさまざまな活動の進み具合を検討・評価し、助言・勧告および支援を行います。具体的には、業務の実施、および業務システムに関する潜在的リスクを、財務および業務についての情報の信頼性、業務の有効性と効率性、資産の保全、法律、規律および契約の遵守の観点から評価・検討を行います。
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