合同会社(ごうどうかいしゃ)とは?
合同会社とは、出資者と経営者が同一になる会社形態です。出資者全員が有限責任社員である会社形態のことで、米国の「LLC(Limited Liability Company)」をモデルとして作られたものです。
株式会社では、「所有と経営の分離」が為され、会社を設立し、運営する資本金を出資する「株主」と、実際に経営を行う「取締役」は切り離されています。
一方、合同会社は株式会社とは異なり、合同会社とは「出資者=会社の経営者」を意味し、合同会社とは出資者=社員ということになります。
合同会社のメリットは、株式会社に比べ設立費用が安いこと、役員の任期がなく長期的に経営が可能、株主総会での議決が必要なく、迅速な意思決定が可能なことなどがあります。
デメリットは、社会的信用度が株式会社に比べて低いこと、上場ができないため資金調達の機会が限定される等があります。現在では、新規に設立された会社の約35%が合同会社になっています。
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